事故の加害者になってしまった場合、次のような3つの責任を負います。
(1)刑事上の責任
人身事故をおこした場合、相手方のケガの程度によって罰金刑等の刑事上の責任が科せられます。
(2)行政上の責任
公安委員会が一定の基準で運転免許の停止、取り消しおよび反則金などの行政処分を行うものです。
(3)民事上の責任
損害賠償責任のことで通常は金銭賠償となり、人身事故であれば妥当な治療費、休業補償、通院交通費、慰謝料など、物損事故であれば妥当な相手方車両の修理費、代車費用などの支払責任が発生します。